2014年12月
「文学者の戦争責任」
この後に及んで勝手に投票すればいいだのもう投票しても無駄だの先生方のお説教はもうこりごりだのほざいている自称言論人は、あとあと「文学者の戦争責任」を問われることになるだろう。相対主義のふりして与党に擦り寄る屈従だの冷笑主義だの安手のアイロニーだの逆張りして目立とうだのいい歳こいて若者の代表づらだの、そんな古臭い手は周回遅れなのにも気づけないのだ。これはセンス云々の話ではない、たんに悪化する趨勢に媚びへつらい、協力しただけのことだ。アイロニーのつもりだったと弁解しようが、結果としてそうなっていれば同じである。彼らの責任を追求せねばならない時が来る。
法政大学「文学2」レポートについて
講義を受けて考えたことを2000字程度にまとめて提出すること。1月30日23時〆切、時間厳守。提出先はシラバスにある通りreport(at)atarusasaki.net。
『夜戦』、電子書籍に。
『定本 夜戦と永遠』(河出書房新社)の電子書籍版が出ました。「合本版」とのこと。文庫になってなお佐々木の本の中でもっとも大冊で持ち歩きにくい本書を、電子書籍でというのは一案かもしれません。よろしければ、是非。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00QHVFHUO/okacatuplat-22/
(『夜戦と永遠』が電子書籍になる?それは矛盾ではないか? と思われた方は、旧単行本版の帯文しか読んでいないことを自ら暴露していることになってしまいます。たいへん失礼ながら、念のため。)