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古井由吉氏『半自叙伝』文庫解説。

古井由吉氏の『半自叙伝』(河出文庫)の文庫解説をご本人からの指名あって書かせていただきました。これで3冊目になりますか。2月初旬に既に刊行されています。是非。

(画像をクリックすると版元のサイトに飛びます。)



flawless.


「私を海に投げてから」について

今売りの2017年『文藝』春号に掲載されている新作小説「私を海に投げてから」が好評で、私が信頼する読み手の方々からはやくも感想・称賛のメッセージが届いています。正直、雑誌掲載時点でこんなに反応があるのは初めてで、少し戸惑っています。

この小説、半分以上が私と私の一族に起こった端的な事実のみで構成されており、確かにそういう意味では「私小説」「自伝的小説」としても読めるわけで、そこが興味深いのかもしれません。

(文学史的に「私小説」とは厳密には何かと言う論点にはここでは立ち入りませんが)。

私の父祖の来歴については、親しい人たちには折にふれて話してきました。それを「津軽サーガ」として小説にまとめないかという提案も多くお受けしてきました。ただ、私の立場としてはそのままいわゆる「サーガ」を書くわけにもいかず……というところで、このような形になった次第。

新しい試みに乗り出した時こそ感想はありがたく、よろしければ河出書房新社の方へもメールをお送りください。単行本になりやすくなりますので。 

では、読んでくださった方、これから読んでくださる方に、お礼と友愛の挨拶を。



2016年ベストアルバム@Only In Dreams

ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文氏を中心とするレーベル「only in dreams」。

その公式サイト内「2016年ベストアルバム」に、佐々木中のセレクションが掲載されています。

本人はいつもの通り「実にひねりがない耳だな」「最近堀りが甘くて」とぼやいておりますが、他の方のセレクションとあわせて、よろしければお楽しみください。機会を与えてくださった後藤正文さんに感謝。



『文藝』春号に新作小説。

本日発売の『文藝』2017年春号に新作小説「私を海に投げてから」が掲載されています。写真にある目次の惹句はもちろん私が関与したものではありませんが、いままでとは趣きの違った作風が楽しんでいただけるかと思います。是非。



京都精華大学レクチャーガーデン「いま、大江健三郎を読む」のお知らせ。(11月15日火曜より全5回)

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来る11月15日(火)から、今年もまた京都精華大学レクチャーガーデンで連続公開講座を行うことになりました。どなたでも受講できますので、ぜひお運び下さい。

今年、坂口安吾論を上梓しまして、当初その内容をとのことでした。が、「ぜひどこにも発表していない、これから本にする題目を」との要請がありまして、このようになりました。実は昨年度後半の早稲田大学のゼミで大江健三郎読解ゼミを行い、学生諸君にたいへん好評だったので、それをそのままアップデートして圧縮した内容になっています。お楽しみいただければ。

お申込みはこちらから。

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気鋭の哲学者としてことばと厳格に向き合い、小説家として文学の限界に挑む講師が、「世界最高の作家のひとり」と断言する大江健三郎。この講座ではあらゆる偏見を排して、作品を真正面から読みます。未だどこにも発表されたことのない、佐々木中による大江健三郎論は、この講座でのみ知ることができます。つかみかかるように、テクストの導くままに「読む」体験は、文学の力をより強く信じさせ、あなたのことばを変えるでしょう。

  • 講師
    佐々木 中(本学人文学部教員、哲学者、作家)
  • 定員
    定員の設定はありません。
  • 受講料
    6,000円
  • 日程
    全5回/火曜日/19:00~20:30
    ▶ 第1回 11月15日(火) 大江健三郎を読む1
    ▶ 第2回 11月22日(火) 大江健三郎を読む2
    ▶ 第3回 11月29日(火) 大江健三郎を読む3
    ▶ 第4回 12月6日(火)  大江健三郎を読む4
    ▶ 第5回 12月13日(火) 大江健三郎を読む5
    大江健三郎 『大江健三郎自撰短篇』(岩波文庫)を使用します。 各自でご用意のうえ、初回までに読み進めておいてください。
  • 会場
    京都精華大学 本学までのアクセスはこちら


New Korean edition.

『踊れわれわれの夜を、そして世界に朝を迎えよ』in Korean edition has been already released. All I can do is thank readers in Korea and the people concerned. I am looking forward to the day that we can meet in Korea.

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(click the picture.)

 

 



吉増剛造展@東京国立近代美術館

来る6月7日から8月7日まで、東京国立近代美術館(MOMAT)で「声ノマ 全身詩人、吉増剛造展 The Voice Between : The Art and Poetry of Yoshimasu Gozo」が開催されます。

佐々木は図録に論考「文字の歴乱–吉増剛造とその詩語」を寄せています。万葉集と「明治二十年」を辿り直し、吉増氏自身の発言に導かれ、透谷、啄木、折口を経てその詩業へ、といったところでしょうか。

また、8月6日土曜日に、展覧会イヴェントのひとつとして吉増剛造氏と対談をすることになりました。ぜひお運び下さい。

http://www.momat.go.jp/am/exhibition/yoshimasu-gozo/



『戦争と一人の作家–坂口安吾論』刊行。

『戦争と一人の作家–坂口安吾論』(河出書房新社)が発売になりました。

エピグラフはこんな感じです。

安吾を読んだことのない方にも、 楽しんで頂けるかと思います。

よろしければ。

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安吾論刊行少し延期とのこと。

安吾論、やはり昨年12月21日に書き上げたものを(前半は1月7日発売の『文藝』に掲載しつつ)2月23日に出すのは無理だったようで、29日までお待たせすることになりました。 以上、ご報告まで。

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